buraricfo’s diary

フリーランスでCFOの仕事をしています。主な仕事はベンチャーの資金調達。数字やおカネに囲まれたドライな日常から離れるために行っている「まち歩き」をつらつらとしたためています。

幸手市の権現堂桜堤に行って来ました

今週のまち歩きは埼玉県幸手市

 

江戸時代に日光までの街道が整備された際に「幸手宿」として賑わった街。当時の建物は残っていないが、街並みにはその面影が残っている。

 

そしてこの時期の幸手といえば、権現堂桜堤の桜並木。日本各地に桜の名所はあるが、菜の花と桜を同時に、しかもこのスケールで見ることができるところはなかなかない。

 

人口わずか5万人の街に、桜のシーズンは100万人が訪れるお花見人出ランキング全国第8位の名所。街もこの時期は桜一色になる。

 

歴史の面影と春の訪れを同時に味わえる貴重な場所。花粉症にはかなり辛いのが唯一のネック。

 

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平林寺に行ってきました

今週のまち歩きは埼玉県新座の平林寺。


南北朝時代の永和元年(1375年)創建。徳川家光の老中だった松平信綱菩提寺。修行専門道場があり、多くの修行僧が今もここで精進に励んでいる。


場内はとても静か。そして広い。歩いているだけで身体中が洗われるような空間。修行の妨げにならないよう立入禁止区域が多いのが残念。県の有形文化財に指定されている総門、山門は一見の価値あり。


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往復8kmの山道を歩いて

昨日越生町の4kmの山道を歩いていた時のこと。なぜか場所によって案内板の表示が違っていて「目的地まで2.5km」と出ていたかと思うと、かなり歩いた先で今度は「目的地まで3.2km」と出る。

 

初めて行った場所ということもあり「道を間違えたのかも」という気持ちが何度も頭の中をよぎり、行きはへとへと、時間もかかった。

 

ところが帰りはあっという間。「もうこんなところまで帰ってきた」と寄り道までする始末。

 

 

でもふと、これって生き方やビジネスも同じだと思ったんだな。

 

 

先の見えない道を進むことは恐い。

 

「本当にこの道でいいのか」

「今のやり方は間違っているんじゃないか」「いつになったら辿り着けるのか」

 

などの迷いが襲って来る。で、ついつい立ち止まったり、違う方向に進路を変えたりする。

 

 

その間のストレスも半端ない。ともすれば、他人と比較して「自分は意味のないことばかりしている」など、外面では虚勢を張っていても、一人になれば抜け出し難い悪循環に陥ったりする。

 

 

でもいったん「この道でいいんだ」と気付くと状況は変わる。今までストレスだったことが気にならなくなる。すいすい歩けるようになる。歩く道のりは全く同じなのに変な話だよね。

 

 

たぶん前者の状況を「不安」、後者を「自信」と呼ぶのだと思う。自信、つまり自分を信じることができれば、いばらのように見えてる道が陸上のトラックのように見える。「さあ、走れ!」みたいな。

 

 

そして自信を掴むためには、結局「もがく」しかない。最初から近道なんてありゃしない。不安になったり、迷ったり、すべったり、転んだりしていると、ある日突然ふっと降りて来る。

だから「先が見えなくて苦しい」というのは前に進んでいる証拠。道が見えるまでのStep2にいるということ。

 

 

往復8kmの山道を歩いた筋肉痛に苦しみながら、そんなことを思う。ああ、脚が痛い…

 

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埼玉県越生町に行ってきました

今週のまち歩きは埼玉県越生町(おごせちょう)。池袋から東武東上線越生線で80分。まち歩きというより小旅行。町の大半が山で占められていて「ハイキングのまち」と称している。


まずは水戸偕楽園熱海梅園と共に関東三大梅林のひとつ越生梅林へ。2/17〜3/21まで梅まつり開催中だが、時期が早過ぎて開花はちらほらといったところ。


次に向かったのは、太田道灌ゆかりの龍隠寺。その昔、この地には悪龍が住んでいたが、太田道灌が呼び寄せた雲崗和尚の霊験で善龍になったという言い伝えがあり、龍が穏やかになったことから龍隠寺と名付けられた。太田道灌のお墓もここにある。


龍隠寺に行くには最寄りのバス停からでも山道で片道4km。今日は勢いで歩いて行ったが、車で行くことをお勧めする。


ランチは龍穏寺に向かう道中にあるオクムサ・マルシェの薬膳カレー。


余談だが、この街のバスの運転手は1人だけなのか、3回バスに乗ってみな同じ運転手さん。最後は仲良くなって、越生駅で電車待ちの間、地元ネタで盛り上がるというおまけ付き。


久しぶりに自然に囲まれて過ごした良い1日でした。


越生梅林の梅〉

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〈龍隠寺に向かう山道〉

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〈龍隠寺の山門〉

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〈オクムサ・マルシェの薬膳カレー〉

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